テラスデッキが空間と家族をつなげる家 [SJH]

SJH
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東海村にある4人家族の住宅です。

敷地は静かな住宅地にあり、十分な広さがあります。
この土地の広さを有効に生かすため、平屋建ての住まいを計画しました。

内部の構成は、道路に面した側、つまり玄関のある方に、パブリックなスペースとなるリビング、ダイニング、キッチン、客間を配置し、奥側にプライベート空間の寝室、子供室を配置しています。
このパブリックな空間とプライベートな空間をつなぐ役目として、廊下とテラスデッキを設けました。

距離にして約4間。それぞれの部屋にいて、テレビの音や話し声は聞こえませんが、気配は確かに感じられる──この距離感が、ご家族の日々の生活、繋がり方に、さまざまな変化と彩りを与え、豊かなものにしています。

リビング、ダイニング、客間は一つの空間としても使うことができます。
その広さは約25帖にもなります。
もちろん客間10帖のみを個別で仕切れるよう、4枚建の引戸も付けました。

内装は珪藻土の壁とシナ合板の建具でシンプルながら上品さを醸す仕上げとし、畳敷き、無垢材のフローリング(小上がりの畳のコーナー)を配置することで、平面の広がりを印象づけながら、変化を表す工夫をしています。

シンプルな内装のなかで、S様自らがオーダーされたオールステンレスのスタイリッシュなシステムキッチンが、全体を引き締める効果的なアクセントとなりました。

平屋建ての長所ばかりを集めたような、広々として、清々しい住まいが完成しました。
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建設地 茨城県東海村
構造 木造 平屋建て
敷地面積 425.55㎡
延床面積 127.85㎡
竣工 2011年4月
業務内容 新築設計監理
担当 佐藤昌樹 亀田駿介