エイプラス・デザインの社長の佐藤さんとは、もともと仕事上のお付き合いがあって、その仕事ぶりを拝見しながら、「家を建てるならぜひ相談してみたい」とかねがね思っていました。
家づくりは、「身近な専門家」に話を聞いてもらうのが一番早くて確実ですからね。

で、実際に家づくりをお願いしたわけですが、それはもうたくさんの要望を聞いてもらいました。要望というよりは「わがまま」かな（笑）。

言いたいことを遠慮せずにすべて言ってみたのですが、そのひとつひとつに佐藤さんは、「それはできますよ」「それは無理ですね」「それをやるなら追加工事になるかな」というように、予算や機能上の理由を示しながら回答してくれ、そのうえでこちらが納得いく提案を用意してくれる。ですから、こちらは安心してプランを詰めていくことができました。

家のなかで私が一番こだわったのが、引き戸3枚の玄関です。これは東京まで足を運び、自分のお気に入りを探しました。荷物の出し入れにとても便利なんです。

それから、佐藤さんにとくに強く伝えた私の希望は、「今誰がどこにいるかがわかる家」、そして、「”ごはんできたよ”の妻の声が気持ちよく響く家」でした。

佐藤さんのお陰で、思い描いたとおりのオープンな家ができました。
うちの子どもは、「家の中で好きな場所は？」と聞くと、「ママ」と答えます（笑）。
そんな子どもの想いに応える”家庭”を、今度は私たち夫婦で”設計”していく番ですね。
佐藤さんのように上手にはいかないかもしれませんけれど（笑）。素敵な家とともに、素敵な家庭を築いていきたいと思っています。